前回の話
【続きは出典元から】
「おはよ。もう起きないと、遅刻しちゃうぞ」
桃子さんの声に目が覚めると、目の前に彼女の顔があった。にこやかで、幸せそうな顔で僕を見つめている。彼女はエプロン姿で、台所の方からはベーコンを焼いているような良い匂いが漂っている。
一瞬、状況がわからなくなった。でも、すぐに桃子さんと暮らし始めた事を思い出し、おはようと返事をした。桃子さんは、スッと目を閉じて顎を軽く上げる。キスを待つ顔だ。桃子さんにこんな事をされると、猛烈にドキドキしてときめいてしまう。
彼女と暮らし始めて、もう2週間が過ぎた。一緒に暮らすというのは、直太朗さんを興奮させるために言った言葉だと思っていたが、桃子さんは本気だった。僕自身もプレイとしての言葉だと思っていたので、翌日に彼女が荷物を運び始めたのを見て、すごく驚いた。
桃子さんがいる生活は、本当に最高の一言だ。好きな人と一緒にいるだけでも幸せなのに、食事や家事なども全てしてくれる。自分でやると言っても、
「どうして? 妻の仕事でしょ? こうちゃんは勉強するのが仕事だよ。がんばってね」
と、良い笑顔で言ってくれる。本当に、新婚生活が始まったような感覚だ。結婚した事がないのでわからない部分もあると思うが、大学から帰ってきて桃子さんが家にいるのは、最高に幸せな気持ちになる。
僕は、そのまま桃子さんとキスをした。唇が触れるだけの軽いキスだ。桃子さんは、キスを終えると可愛らしい顔で微笑んでくれる。無邪気な仕草は、とても30歳を超えているようには見えない。直太朗さんに申し訳ない気持ちになるが、彼も喜んでいるそうだ。とても信じられないが、そういう事らしい。
そして、直太朗さんの希望で、寝室とリビングにはカメラを設置した。見守りカメラみたいなヤツで、ペットの様子や赤ちゃんの様子を見るためのものらしい。スマホで簡単に見られるので、想像以上に世の中には出回っているそうだ。覗かれているようで、最初はちょっとイヤな気もしたが、それが桃子さんと一緒に暮らすための条件だと思って受け入れた。
直太朗さんがオンラインにすると、LEDランプが点灯する。直太朗さんが見ているのがこっちもわかるという状況だ。気になってカメラを見ると、さっそくランプが点灯している。直太朗さんは、本当に頻繁にカメラを見ているようだ。
僕の視線に気がついた桃子さん。彼女もカメラを確認した。
「フフ、朝から覗いてるんだね」
僕の耳元で、ささやくように言う彼女。さっきまでの清楚で可愛らしい感じから、妖艶な大人の女性に変わったみたいになっている。
桃子さんは、キスをしてきた。さっきとは違い、いきなり舌を差し込まれて口の中をかき回される。桃子さんは息遣いも荒い。直太朗さんが見ていると、いつもこんな感じになってしまう。いびつな形だが、それも直太朗さんへの愛だと思う。そんな桃子さんに、嫉妬心が湧いてしまう。
僕は、彼女を抱きしめながらキスをした。舌を絡め、感情を込めてキスを続ける。
「こうちゃん、愛してる。キスだけでイキそうだよ」
桃子さんは、すっかりと発情した顔だ。彼女に愛していると言われると、本当に嬉しい。無邪気に感動してしまう。僕も、愛していると言いながらキスをした。舌を絡めながら抱きしめていると、愛情がどんどん深くなるのを感じる。桃子さんは、直太朗さんを挑発するためにキスをしているのかもしれないが、それでも桃子さんが今ここにいてくれる事が大切だと思う。
「ねぇ、したくなっちゃった。時間ないよね?」
桃子さんは、顔を真っ赤にしながらねだってくる。言っている事は大胆なのに、恥じらいはあるみたいだ。僕は、少しなら大丈夫だと伝えた。桃子さんが起こしてくれたので、時間には少し余裕がある。それに、僕もキスで火がついてしまっているので、続けたいと思っている。
「じゃあ、ご飯食べながら……少しだけ」
そんなことを言いながら、桃子さんは僕をリビングにいざなう。そして、僕はダイニングテーブルに座って食事を始めた。
「じゃあ、私はこっちを食べちゃうね」
桃子さんは、そんなことを言いながらズボンとパンツを脱がせてくる。当然、すでに完全に勃起している。エプロン姿の彼女を見ているだけでも興奮してしまう。
スクランブルエッグを食べる僕のものを、躊躇なくすぐにくわえてしまう彼女。舌が絡みつき、カリ首を舐め回してくる。一気に射精感が湧き上がり、食事どころではない。
「ちゃんと食べて。大きくなれないよ」
そんなことを言う彼女。子供じゃないんだからと思いながらも、食事を続ける。不思議な感覚だ。食事をしているのに、フェラチオをされている。食欲と性欲がいっぺんに満たされる感じだ。
「カチカチになったよ。じゃあ、入れちゃうね。我慢しなくても良いから、すぐ出してね」
桃子さんは、焦った顔で言いながらまたがってきた。狭い膣肉を掻き分ける感覚……さらに射精感は増す。
「固い……あぁ、素敵だよ。すぐイキそう。こうちゃん、愛してる」
そんなことを言いながら、腰を振り続ける彼女。僕は、堪えきれずにキスをした。すぐに舌が絡みついてきて、さらに快感が増す。ふと気になってカメラを見ると、やっぱりランプがついている。この姿も、見られている……そう思うと、ちょっと申し訳ない気がする。
でも、直太朗さんは喜んでいるという。桃子さんのこんな姿を見て、興奮するみたいだ。
「あっ、んっ、うぅっ、気持ちいいっ。好きっ、こうちゃん、出してっ。中に出してっ!」
桃子さんは、夢中の顔だ。一緒に暮らして以来、毎日セックスをし続けている。そろそろ生理になるそうで、より性欲が増しているみたいだ。
直太朗さんを意識している部分もあるかもしれないが、朝から本当に激しい。腰がなまめかしく動き続ける。エプロン姿の人妻……不思議なくらいに卑猥に感じる。
「大丈夫? 遅刻しない?」
桃子さんは、腰を動かしながら聞いてくる。快感に顔をとろけさせながらも、僕の心配もしてくれる。溜まらなく愛おしい気持ちになった。僕は、舌を絡ませながら腰を突き上げ始めた。
「うぅっ、うぅ~っ」
キスをしながらうめく桃子さん。強く抱きしめてくる。愛情を感じるし、愛しているという気持ちが強くなっていく。
「イクっ、イクっ、こうちゃん、愛してるっ!」
桃子さんは、泣きそうな顔で僕を見つめてくる。僕も感情が高まり、射精感も限界を迎えた。出そうだと伝えると、
「出してっ。このまま中にっ!」
と、いつものように叫ぶ彼女。避妊もせずにこんな事をしていいのだろうか? 毎回そんな疑問を感じる。でも、桃子さんに中に出してと言われて、それにあらがう事など出来ない……。僕は、桃子さんにキスをしながら射精を始めた。キスをしながらの射精は、頭が真っ白になるくらいに気持ちいい。
桃子さんも、痛いくらいに抱きつきながら身体を硬直させている。深いオルガズムを感じてくれているみたいだ。
「いっぱい出たね。フフ、朝からありがとう」
桃子さんは、すぐにお掃除フェラまで始めてくれた。どうしても避妊の事が気になる。大丈夫なのかと聞くと、
「出来ちゃうかもね。でも、欲しいな……こうちゃんの赤ちゃん」
と、はにかむように言う彼女。直太朗さんに怒られないのかと聞くと、
「赤ちゃん出来たら、喜ぶよ。なお君、楽しみにしてると思う」
と、当たり前のような顔で答える彼女。本当だろうか? でも、確かにカメラのランプはついている。この状況でも、桃子さんを止める事もなくカメラを見ていると言う事は、桃子さんの言うとおりなのかもしれない。
慌ただしく大学に向かう僕。朝から最高だった。好きな人と一緒に暮らすのは、幸せそのものだと思う。でも、桃子さんには直太朗さんがいる。そう思うと、嫉妬の感情も湧いてくる。この先、どうなるのだろう? 桃子さんは、直太朗さんとは会っていないのだろうか? すぐ隣同士なので、会っていないと言う事はないと思う。もしかしたら、セックスもしているのかもしれない……。
そんなことを感じながら、日々は過ぎていく。すると、予定通りに桃子さんは生理になった。あれだけ中に出しても、妊娠しないものなんだなと思った。いっそ、本当に妊娠させて直太朗さんから奪いたいという気持ちがある。でも、まだ僕は学生だ。養う事も出来ないと思う。色々な感情が交錯する。
夕食を食べながら、楽しい時間が過ぎる。桃子さんは、僕の大学での生活が気になるみたいだ。
「気になる子とかはいないの?」
桃子さんが、不安そうな顔で聞いてくる。前はいたが、今はいないと伝えると、
「どうしていなくなったの?」
と、不思議そうな顔で聞いてきた。桃子さんがいるからだと伝えると、嬉しそうに微笑む。
「ねぇ、して欲しい事があるんだ……」
桃子さんは、恥ずかしそうだ。なんだろう? と思っていると、桃子さんはキスをしながら股間をまさぐってきた。一瞬で勃起してしまった僕のものをパンツから出しながら、
「フフ、カチカチ。元気だね」
と、嬉しそうにフェラチオを始めてくれる。生理じゃなかったっけ? と思いながらも、快感にうめいてしまう。桃子さんは、すっかりとフェラチオが上手になった。最初の頃は、それほど上手ではなかった。僕も経験がなかったので気がつかなかったが、たぶん下手な方だったと思う。
「今日は、お尻でして欲しい……した事ないから、初めてをもらって欲しいの。愛してるよ」
桃子さんは、そう言って服を脱ぎ始めた。透けた素材のセクシーなランジェリー。清楚で上品な雰囲気の彼女が着ていると、ギャップでより興奮してしまう。桃子さんのイメージからは、想像できない卑猥な下着だ。
チラッとカメラを見ると、直太朗さんが見ている事がわかる。ずっと監視されているような気持ちにもなるが、最近では申し訳ないという気持ちはほとんど感じなくなった。桃子さんを、奪いたいという気持ちが大きくなっていて、対抗心みたいなものを感じるくらいだ。
「ど、どうかな? ちょっと、エッチすぎるかな?」
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