前回の話

 完全に固まってしまっているボクに、美桜は上気したような顔で話しかけてくる。
「見える? まだ出てくるよ」
 美桜は、そんな風に言いながらさらに力を入れる仕草をする。膣口を拡げたままのボクは、さらに内側から溢れてくる真っ白のドロッとしたものを見ながら、脚が震え始めていた。
 溢れたものは、美桜のお尻の方にも流れていく。同時に、臭いも拡がる。独特の青臭い臭いが拡がり、それが本物の精液だと伝えてくる。


 生でしたの? と、見ればわかることを聞いてしまった。
「最初はちゃんとつけてたよ。でも、気持ち良すぎて忘れちゃった。ゴメンね、さすがにやり過ぎかな?」
 美桜は謝ってはいるが、挑発的な顔のままだ。さほど罪悪感は感じていないようだ。僕は、激しい嫉妬に駆られて彼女を押し倒した。そして、彼女の胸のキスマークを思い切り吸った。キスマークを上書きするように吸い、彼女に挿入した。当然のように、避妊具なしで生で入れた。
「うぅっ、固いよ、凄く固くなってる。興奮してるね。ヤキモチ焼いてる?」
 美桜は、うめくように言いながらもどこか嬉しそうに見える。言葉がグルグル頭を回るのに、上手く声に出せない。動揺しすぎてしまっている。腰を振ると、さらに精液の臭いが強くなる。結合部を見ると、精液が掻き出されるように溢れている。
 震えるような声で、どうして中に出させたのかと聞くと、
「覚えてない……夢中になってて、覚えてないの」
 と、僕の目を見つめながら答える彼女。やっぱり、あくまでも挑発的だ。とんでもない浮気をしてきたのに、罪悪感は感じていないようだ。そんなに気持ち良かったの? と聞くと、
「気持ち良かった。すごく上手だったし、浮気してるって思ったら頭真っ白になっちゃったの……」
 と、興奮した顔で答える彼女。悪いことをしているという自覚はあったようだ。そして、それが彼女の興奮を加速させたみたいだ。僕は、なにを言って良いのかわからないまま腰を動かし続けた。嫉妬や焦燥感は感じているのに、快感が大きい。気持ち良すぎるくらいだ。

「やり過ぎだった? もうしない方が良い?」
 美桜は、やっぱり興奮してうわずった声になっている。その質問に、答えることも出来ずに腰を振り続けると、
「動画、見たい? 少しだけ撮ったんだ」
 と、信じられないことを言い始めた。とっさに、どうやって撮ったの? と聞くと、
「普通にスマホで。旦那に見せたいって言ったら、手伝ってくれたよ」
 と、さらに衝撃的なことを言い始めた。ビックリしながら、結婚していることを話したの? と聞くと、
「うん。だって、ウソはよくないでしょ?」
 と、キョトンとした顔で言う彼女。これは、真面目だということなんだろうか? どこかズレている気がしてしまう。でも、旦那がいると聞かされて、彼は怯んだんじゃないかと聞くと、
「そんなことないよ。すごく興奮してた。人妻寝取るの好きなんだって。それ話した後、メチャクチャにされたよ。失神するまで犯されたの」
 と、美桜ははにかんだように答えた。僕は、その仕草と発言に異常に興奮してしまい、ほとんど予備動作もなく射精を始めてしまった……。
「えっ? これって、出てる? 射精してる?」
 あまりに唐突な射精に、美桜はビックリしている。でも、僕も同様にビックリしている……。

「すごく興奮してたね。イヤな気持ちにはなってない?」
 美桜は、さっきまでの挑発的な顔がウソのように、心配そうな顔に変わっている。二重人格なのかと思ってしまうような、激変ぶりだ。僕は、正直に気持ちを答えた。イヤな感情はない。怒ってもいない。激しい嫉妬と興奮を感じてしまっていると伝えた。
「フフ、よかった。もっとヤキモチ焼かせるね。じゃあ、動画見よっか」
 大沢さんの動画の中でしか見れなかった、美桜のもう一つの顔……それが、チラチラと見え隠れしているようだ。美桜は、するりと僕の下から抜け出すと、スマホを手に取った。今さらだが、美桜はほとんどあえいでいなかったことに気がついた。いまも、余韻もなにもなく普通に動いている。
 ナンパ男には、失神するまで責められたと言っていた。僕とでは、そこまでの快感を感じることが出来ないのだろうか? そんなことを考えていると、動画が始まった。動画は、いきなり美桜の顔のアップが映った。でも、普通のアップではなく、フェラチオをしている顔のアップだ。
「うわ、エロっ」
 ナンパ男の楽しそうな声が響く。その声に反応して、美桜は上目遣いになった。ビックリするくらいに可愛い。普段から、可愛いが過ぎるくらいに可愛い美桜だが、動画でアップになっていると破壊力が強い。
 大きな瞳に、長いまつげ。艶やかな黒髪も、彼女の可愛らしさを引き上げている。そんな美桜が、卑猥に舌を使ってペニスを舐め回している。でも、すぐに違和感を感じた。
 ナンパ男のペニスには、竿の中央辺りにグルッと一周浮き出たような出っ張りがある。明らかに普通ではない見た目だ。
「ビックリした? シリコンリングだって。真珠を入れるのはもう古くて、こういうのを入れるんだって」
 美桜は、明らかに発情した顔になっている。さっき、僕とセックスをしていたときにはしなかった顔だ。うっとりとしたような、興奮したような顔……僕には見せたことがない顔だ……。
 こんな事をする男がいるなんて、かなり驚いた。これは、女性に快感を与えるためにしているのだと思うが、気持ちいいのだろうか? なんというか、見た感じ固そうで痛そうだ。それを聞くと、
「私も最初はそう思ったよ。でも、触ると柔らかいの。それなのに、中に入ってきたらすごく固く感じたよ」
 と、やっぱり美桜は興奮したような顔で言う。その表情を見ているだけで、効果があったんだなと感じた。

「撮ってる? 可愛く撮ってね」
 美桜は、カメラ目線のままそんなことを言う。
「いや、可愛く撮るなって方が無理だった。どう撮っても美桜ちゃんなら可愛くなっちゃう」
 調子よく褒めながら、撮影を続ける彼。美桜は、まったく抵抗感なく撮影されてしまっている。大沢さんとは、撮影が原因で破局した。こっそり撮っていたのがバレて、怒った美桜が大沢さんを捨てた。
 でも、今この動画の美桜は、撮されることに抵抗を感じていないみたいだし、楽しそうだ。急激にドキドキしてしまった。もしかして、いまの美桜なら大沢さんの事を許してしまうのではないか? 大沢さんが何かアクションを取れば、よりが戻ってしまうのではないか? そんな危機感が大きくなる。

「ホント、口上手いんだから」
 美桜は、そんなことを言いながらもまんざらではない感じだ。
「うん。上手いよ。知ってるでしょ? さっき、俺の口でイッちゃったでしょ?」
 彼は、からかうように言う。
「バカ……でも、すごかった。あんなに舐められたの初めてだよ」
 はにかんだように言う美桜。完全に媚びた牝の顔だ。他の男にこんな顔を見せるなんて、酷いと思ってしまう。
「メチャクチャ吹いてたもんね。顔、ビチャビチャになったよ」
「恥ずかしいよ……でも、後でまたして欲しい」
 美桜は、モジモジと恥ずかしそうにおねだりをした。この距離感の近さに、たじろいでしまう。いくらなんでも、二人の距離が縮まりすぎている。美桜の態度は、恋人に取るような態度に見えてしまう。

 美桜は大きく口を開けて、彼のペニスをくわえ込んでいく。シリコンリングの出っ張りの部分も含めて、口の中に収めてしまった。そのまま頭を前後に動かしながら、フェラチオを始めた美桜。
 やっぱり、その異形のペニスが気になってしまう。美桜の唇に引っかかるようになりながら、美桜の口内に出入りしている。美桜の顔は、真剣だし興奮しているように見える。
「これ、結構太いんだね。先っぽの所よりも、出っ張ってるみたい」
 美桜は、シリコンリングの部分が気になって仕方ないみたいだ。
「うん。ちょっと太いよ。早く入れてみたい?」
 ナンパ男は、自信たっぷりという雰囲気だ。
「そ、そんなことないよ。でも、どんな感じか気になる」
 美桜は、そんな会話を続けながらも、舌でチロチロと亀頭や尿道口を刺激している。やっぱり、早く入れたいと思っているみたいな態度だ。
「じゃあ、入れてみる? 絶対に気持ちいいから」
「ホントかな~? なんか、痛そうな気がするよ」
「みんな、最初はそう言うんだけどね。すぐに狂うから」
 あまりにも自信たっぷりな彼。でも、ペニスのサイズ自体は、大沢さんの方が立派だ。大きさで勝敗が付くとは思っていないが、そのあたりはどうなんだろう?

「じゃあ、試そうかな……ちゃんと撮ってね」
 美桜は、そう言って仰向けに寝転がった。ベッドの上で、美桜が全裸で横たわっている。さっきまでは顔のアップにばかり気を取られて、全裸だということに気がつかなかった。
 大沢さんの動画は、昔の美桜だ。でも、この動画は今日の美桜だ。ほとんど変わらないように見えるが、いまの方が少し痩せているように見える。
「え? 入れるところまで撮るの?」
 ナンパ男は、驚いた口調だ。
「うん。だって、肝心のヤツ見せないと、意味ないでしょ」
「マジか……そんなの見せて、離婚とかにならないの?」
「ならないよ。だって、旦那寝取られ好きだもん。きっと、喜ぶよ」
 美桜は、そんな会話をしながら両脚を抱えるようにした。挿入を待つはしたない姿……開脚した脚、丸見えの秘部。膣口はすっかりと濡れていて、男を誘うように妖しく光っている。こんな動画を撮らせていることに、驚かされてしまう。

「そっか、じゃあ、もっと喜ばせようよ。入れてくださいって、おねだりしてごらんよ」
 撮影しながら、調子に乗ったように言う彼。
「フフ、そうだね。でも、その前にゴム付けて」
 美桜は、楽しそうに指示をする。
「カメラ持ってるから、美桜ちゃんつけてよ。片手じゃ上手く出来ないからさ」
 男性は、そんなことを言う。美桜は、素直にうなずいてベッドのヘッドボードの物置からコンドームを手に取った。今さらだが、ラブホテルだ。二人は、ラブホテルでこんな事をしている。
 自分の妻が、ナンパ男とラブホテルにいる……最悪の状況なのに、僕は興奮しすぎて完全に勃起している。ついさっき射精したばかりなのに、すでに射精感を感じるくらいにいきり立ってしまっている。

 画面の中で、美桜がコンドームのパッケージを破って彼のペニスに装着を始めている。それは、とてもぎこちない感じだ。慣れていないのがわかる。
「難しいね……クルクルしちゃう」


【続きは出典元から】

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