前回の話

直之はパンツの中に射精を続けながら、自分自身驚いていた。手も触れていないのに、香奈と研二の会話だけで射精をしてしまった事に、心底驚いている。

「そうなんだ……。でも、それはマズいんじゃないの?」
伊黒は、心配そうに質問する。


『どうして? 私は嬉しいって思ってるよ。研二の形に変えられるなんて、幸せだよ』
香奈は、幸せそうな顔で言う。直之は、ドキドキしながら成り行きを見守っている。本当に、香奈は伊黒に心まで奪われてしまっているのだろうか? 自分は、捨てられてしまうのではないだろうか? そんな心配で、胸がキリキリ痛んでいる。

「いや、俺も嬉しいけど……。やっぱり、申し訳ない気持ちになるよ」
伊黒は、真剣な顔で言う。彼にしてみれば、直之が色々と願いを聞いてくれたことには、大きな恩義を感じているようだ。
『でも、なお君あんな風なんだよ。昨日だって、見てたでしょ? あんなことして興奮するんだもん。だから、私と研二がこんな風に愛し合ってることだって、きっと興奮するはずだよ』
香奈は、そんな風に言う。直之は、図星をつかれたような状況に、激しく動揺してしまっている。

「でも、昨日は香奈ちゃんも興奮してたよね? アイツが混じってた方が、興奮するの?」
伊黒は、そんな質問をする。香奈は、
『そ、そんな事ないよ。でも、研二が焼き餅焼いてくれてるのわかって嬉しかった』
香奈は、はにかんだように言う。直之は、その言葉を聞いて驚いていた。まさか、伊黒が焼き餅を焼いていたとは思ってもいなかったからだ。自分自身は、激しく伊黒に嫉妬をしていた。でも、まさか伊黒が嫉妬していたなんて気がつきもしなかった……。

「だって、俺としてるのにアイツとキスしてたでしょ? けっこう本気で悲しかったよ」
伊黒がそう言うと、香奈はすぐに伊黒にキスをし始めた。積極的に舌を使い、夢中で舌を絡める香奈。心のこもった、本気のキスだ。直之は、香奈の本気のキスを見ながら、再び勃起してしまっている。長いキスが続き、直之はこらえきれなくなったのか、ズボン越しに股間をまさぐり始めた。会社の屋上で、こんなことをしている……。直之は、周りが見えなくなるほどの興奮を感じてしまっているようだ。

『ダメ、キスでイッちゃう。研二、もう我慢できない。動いて。メチャクチャにして欲しい』
香奈は、牝の顔でおねだりをする。伊黒は、ゆっくりと腰を動かし始めた。夫婦のベッドの上で、他の男に抱かれる香奈……。直之は、それを見ながらオナニーまがいのことをしている。もう、全員が正常な判断が出来なくなってしまっているような感じだ。
『あぁぁ、研二、すごいの。奥に当たってる。研二のじゃなきゃ、届かないところに当たってるよ』
とろけた声であえぐ香奈。伊黒は、嬉しそうな顔で腰を動かし続ける。徐々に早くなっていく腰の動き。香奈は、とろけきった顔をさらしながら、両腕も両脚も彼の身体に巻き付けるようにしていく。

直之は、香奈が伊黒に種付けされたがっているように感じている。自分とするはずだった子作り……。それを、研二としている。直之は、強い嫉妬を感じながら股間をまさぐり続ける。本気なんだろうか? 二人は今避妊をせずにセックスをしている。妊娠してもおかしくないような状況だ。

「香奈、気持ちいい?」
伊黒が、香奈を呼び捨てにしながら聞く。
『気持ちいい。研二のことしか考えられなくなっちゃう。愛してる。研二、一番愛してるよ』
香奈は、心のこもった言い方をする。直之は、その言葉に強いショックを受けていた。自分がいないときに、こんな言葉を口にする……。それは、直之を興奮させるためのものではない。直之がいないところで口にする言葉は、全部香奈の本心のはずだ。直之は、そのことに気がつき、足が震えるような気持ちになっていた。

「香奈、愛してるよ。本当に、妊娠させたい」
伊黒も、そんなとんでもないことを口にする。そして、長いストロークで香奈の膣を責め続ける。香奈は、伊黒の身体にしがみつくようになりながら、本当に気持ちよさそうにあえぎ続ける。
『ダメぇ、もうイッちゃう。研二、イッちゃう。愛してる。研二、愛してるっ!』
香奈は、どんどん高まっていく。そのとろけた顔が、ちょうど画面に映ってしまっている。直之は、自分が見たことのない愛する妻のとろけきった顔を見て、敗北感を感じ続けていた。

「良いよ、何回でもイッて。愛してる。もう、俺のこと忘れられなくさせるから」
研二は、そんな風に言いながら腰の動きを加速していく。
『うぅあっ、あっ、アンッ、気持ちいいっ! 研二、もう忘れられないよ。こんなの、もう忘れられない。愛してる。もっとして、もっと研二のこと忘れられなくさせて』
香奈は、高ぶって我を忘れたような声を上げ続ける。直之は、そんな香奈を見ながらすでに射精寸前になっている。

「良いよ、何回でもイッて。もっと気持ちよくさせるから」
そう言って、伊黒は腰をさらに早く動かす。肉同士がぶつかる鈍い音が響く中、香奈のあえぎ声は悲鳴のような、泣き声のような感じになっていく。
『イクっ、イクぅっ、もうダメ、研二もイッてっ! 一緒にイキたいっ』
香奈は、切なげな声を上げる。伊黒は、さらに腰を早く動かしていく。
「香奈、イクよ。中に出すから。妊娠させるから!」
研二は、我を忘れてしまったように言う。直之は、不思議に思っていた。隠し撮りをしている状況なのに、伊黒は何を考えているのだろう? 本気なのだろうか? そんな事ばかりを考えている。香奈は、嬉しそうな顔で、
『出して。中に全部出して。妊娠したい。研二ので妊娠したい』
と、絞り出すように言った。直之は、悪夢を見ているような気持ちになりながらも、股間をまさぐり続けてしまっている。
「本当に、良いの? 出すよ。妊娠させるよ」
伊黒は、真剣な口調で言う。
『出して。愛してる。もう、決めたの』
香奈は、意味深な言葉を口にする。直之は、ドキッとしていた。何を決めたのだろう? 自分は、捨てられてしまうのだろうか? そんな事を考え、冷や汗が吹き出るような心境になっている。
「あぁ、香奈、出る。イクよ。妊娠させるよ」
伊黒は、余裕のない声で言う。香奈は、なにも言わずに伊黒にキスをする。キスをしたままのセックスを続ける二人。少しすると、伊黒が身体を押し込みながら香奈の中に射精を始めた……。

香奈は、身体を震わせながら全力で伊黒に抱きつく。巻き付けた両脚も、震えているような感じだ。伊黒も、身体を震わせながらさらに腰を押し込むようにしている。なるべく膣奥深くに注ぎ込もうという意思が見えるようだ。

少しすると、二人はキスをやめた。そして、見つめ合って微笑み合う二人。
『研二、愛してる』
香奈は、心を込めて言う。伊黒も、同じような言い方で愛してると告げた。

『本当に、出来たかも……。なんか、わかった気がする』
香奈は、そんな事を言う。
「え? わかるものなの?」
驚いた顔で聞く伊黒。
『フフ。わかんない。だって、妊娠したことないもん』
おどけたように言う香奈。
「なんだ、びっくりした」
伊黒は、妙に楽しそうだ。

『でも、なんかビビッときたよ。もしかしたら、本当に予感なのかも』
香奈は、自分自身も戸惑ったような顔で言う。
「そうなんだ……。でも、そうだったら嬉しいな」
伊黒は、そんな風に言う。本当に、それを望んでいるような口調に聞こえる。
『うん。そうなったら嬉しいな……』
香奈は、甘えたように言う。そして二人は、イチャイチャし始めた。ベッドの上で、甘えた顔で伊黒の胸に頬を埋める香奈……。伊黒は、優しく香奈の頭をなで続ける。

『ずっとこのままだったら良いのにな』
香奈は、感情を込めて言う。伊黒も、
「そうだね。愛してるよ。でも、どうするの? アイツが帰ってくるでしょ? そろそろ着替える?」
伊黒は、そんな風に言う。
『……このまま。なお君に見てもらう。私と研二の本当の関係を……』
思い詰めたような顔で言う香奈。直之は、ドキッとしている。本気なんだろうか? そんな心配で、足が震えてしまっている。

動画は、少しして終わった。直之は、いきり立ったペニスをまさぐるのをやめた。そして、冷静になってとりあえず職場に戻る。でも、頭の中はさっきの動画でいっぱいになっているし、落ち着かない気持ちになっている。

帰ったら、二人は本当にセックスをしているのだろうか? それを見せつけられるのだろうか? そんな心配で、胸が苦しくなっている。直之は、そんな気持ちのまま仕事を続けるが、集中できていないので、細かいミスが増える。でも、途中で帰るわけにも行かず、直之は仕事をこなし続ける。そして、いつも以上に長く感じた職務時間が終わった。

直之は、一瞬迷った。帰ることを伝える電話をするべきかどうか……でも、直之は結局そのまま何もせずに帰宅した。

ドアを開けるとき、直之は心臓が口から出そうなほどドキドキしていた。見たくないものを見せつけられるのではないか? そんな心配で、軽く吐きそうな気持ちにすらなっている。

でも、香奈はいつも通りに出迎えた。
『お帰りなさ~い』
元気いっぱいに出迎える香奈。直之は、拍子抜けしながら、
「あれ? アイツは?」
と、伊黒のことを尋ねた。
『今日は来てないよ。忙しいのかな?』
と、何食わぬ顔で言う香奈。直之は、平気でウソをつく香奈に怖くなりながらも、笑顔でそうなんだと言った。


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