前回の話

『OKだって。清さん、続けて出来る? それとも、ちょっと休憩する?』
菜々美は、手の平に清の精液をたっぷり乗せたまま質問する。清は、
「平気。すぐ出来るよ」
と、興奮気味に答える。リビングに、全裸の菜々美と下半身裸の清がいる……。いつもの日常が消え、異常な空間になってしまったみたいに感じる。

『すごい! 3回も続けて出来るの? パパとは大違いだね』
菜々美は、ビックリとした顔で言う。

私は、言われたとおりなのでなにも言い返す事が出来ない。菜々美は、手の平の上の精液をティッシュで拭き取っていく。強い精液の臭い……。量も、2回目とは思えないくらいに多い。

『パパ、さっきイッちゃったでしょ? パンツの中、気持ち悪いんじゃない? 着替えてきたら? 次は、ちゃんとおちんちん出してオナニーしてね』
菜々美は、そんな風に言う。からかう感じでもなく、優しい口調で言う菜々美……。私は、恥ずかしさで顔が赤くなるのを感じながら、浴室の方に移動した。そして、パンツを脱いで洗面所で手洗いする。それをよく絞って洗濯機に入れると、新しいパンツを穿いてズボンも穿いた。

リビングに戻ると、菜々美は清の乳首を舐めていた。イヤらしい舌遣いで乳首を舐めながら、ペニスを手でしごいている。
『もう固くなってきた。凄いね。つづけてして、くすぐったくならないの?』
菜々美は、楽しそうに質問する。清は、
「うん。続けてしても、平気だよ。でも、3回続けては経験ないな。菜々美ちゃんが相手だと、何回でも続けて出来ちゃいそうだよ」
清は、照れくさそうに言いながら、菜々美の胸を揉んでいる。指先で乳首を刺激したりしながら、菜々美の乳首舐めを楽しんでいるような感じだ。

『あっ、パパ、ゴメンね、先に始めてるよ。パパも、おちんちん出してオナニーしてね!』
菜々美は、明るい声で言う。菜々美は、罪悪感のようなものは感じていないみたいで、楽しんでいるように見える。貞操観念が低いわけではないはずだが、今の菜々美の行動は、貞操観念がない世界に来てしまったのかな? と思うほどだ。

「菜々美ちゃん、もう準備出来たよ。入れても良いかな?」
清が、緊張気味の声で言う。
『うん。良いよ。なんか、ドキドキしちゃうね』
菜々美は、緊張していると言うよりは、好奇心が刺激されているような表情になっている。無邪気な表情……。とても、これから不倫をするような感じではない。

「じゃあ、コンドームつけるね」
そう言って、清はカバンを開ける。
『え? いつも持ち歩いてるの?』
「う、うん。その……ヘルスでも、ゴム持ってると最後まで出来る事が多いから……」
清は、少し恥ずかしそうだ。
『そうなんだ。あっ、そうか。コンドームあるなら、させちゃった方が楽なのか』
菜々美は、すぐに本質を理解したみたいだ。おっとりしているようで、菜々美は頭の回転が速い。
「そういうこと」
清は、笑いながら言う。そして、彼はコンドームを装着し始めた。大きなペニスに、コンドームが装着されていく。
『え? 黒いコンドームなんてあるんだね!』
菜々美が、驚いたような声で言う。確かに、清のペニスには黒色のコンドームが装着されている。黒なので、大きさがより大きく見える。

「うん。LLサイズだと、こんな色しか売ってないんだよね」
清が説明する。
『えっ!? サイズなんてあるの!?』
菜々美がビックリしたような顔で聞く。無理もないと思う。私も知らなかった。コンドームなんて、凄く伸びるのでワンサイズだと思っていた。清は、そのあたりの説明をする。
『そうなんだ、知らなかった。でも、考えてみれば、ブラジャーもサイズあるもんね。でも、普通サイズだとキツくて痛いなんて、大変なんだね』
菜々美がそんな感想を言う。
「だから、痛いって言う子もいるんだよね。大きすぎて痛いって」
清は、少し恥ずかしそうに言う。巨根を自慢するのではなく、恥ずかしそうに話す彼を見て、彼らしいなと思った。

本当に、清は良いヤツだ。温和な性格で、他人の悪口を言っているところを見た事がない。
『そうだよね。これは、痛いって子もいるでしょうね。私みたいに子供産んでないとキツいかも』
そんな風に言いながら菜々美はソファに寝転がる。そして、清のペニスを見つめる。
「じゃあ、入れるよ。痛かったら言ってね」
清は、菜々美に覆い被さっていく。ペニスを握り、菜々美の膣口に近づけていく彼。私は、本当にしてしまうんだ……と、ドキドキし始めていた。本当に良いのだろうか? とめるべきなのではないか? そんな考えも頭の中をグルグル回る。

『うん。ゆっくりね……』
菜々美は、少し緊張したような顔になる。清は、さらにペニスを膣口に近づける。すると、急に菜々美が私を見てきた。
『パパ、本当に良いの? イヤじゃない?』
菜々美は、少し不安そうな顔だ。でも、私はすぐにイヤじゃないと言ってしまった。嫉妬や不安は強い。しかし、それ以上に興奮を消す事が出来ないでいる。

菜々美は、即答したのが面白かったのか、少し笑っている。そして、清の事を見つめると、
『大丈夫だって。入れて……』
と、小さな声で言った。ゆっくりと、腰を押し込んでいく清。太いペニスがゆっくりと菜々美の膣に入っていく。
『うぅ、太い……こんなに、あぁ、拡がってる……』
菜々美は、ビックリしているようなリアクションだ。
「痛い?」
清が、心配そうに聞く。
『平気。でも、ゆっくりして……』
菜々美が答える。彼のペニスは、もう亀頭部分が入ってしまっている。菜々美の中に、他の男のペニスが入っていく……。私は、危機感で胸が痛くなる。でも、やっぱり興奮が異常なほどに高まっている。

『あぁ、これ……凄い……。気持ちいい……』
菜々美は、戸惑ったような感じだ。清は、そのまま腰を押し込んでいく。もう、半分以上は入ってしまっている。
『気持ちいい。清さん、すごく気持ちいいよ。こんなの……』
菜々美は、何か言いかけてやめた。私は、菜々美があっさりと気持ち良いと言ったことに、ショックを受けていた。
「じゃあ、全部入れるよ」
清は、どこかホッとした顔で言う。
『えっ? まだ全部じゃないの?』
菜々美は、驚いた顔で言う。
「うん。じゃあ、行くよ」
清は、そんな風に言いながら腰を押し込んでいく。
『うぅっ!! ヒィ、あぁ、こ、こんなに……。うぅあぁ』
菜々美は、快感と驚きの両方を感じているようなリアクションだ。

「奥に当たってるけど、痛くない? 子宮口に当たると、痛がる子多いんだ」
清は、心配そうに質問する。
『痛くないよ。……気持ち良い。奥に当たってると……すごく気持ち良いみたい……』
菜々美は、やっぱり戸惑っている感じだ。
「良かった。痛がる子はなにしてもダメだから。でも、気持ち良いって言う子は、結構ハマるんだよね」
清は、そんな説明をする。
『……動いて』
菜々美は、恥ずかしそうに言う。清の極太を根元まで入れてしまった菜々美……。いつものソファの上で、菜々美が他の男とセックスをしている……。私は、気が付くとまた股間をまさぐり始めていた。

清が、ゆっくりと腰を動かし始める。
『うぅあぁ、す、凄い、こすれて、あぁ、ダメぇ、こんな、うぅあっ』
菜々美は、身体を硬直させたような感じのリアクションを取る。そして、清がペニスを押し込んでいくと、たまらず清の身体にしがみ付くように抱きつく。
清は、菜々美が痛がらないことを確認すると、腰の動きを徐々に早くしていく。
『んっ、あっ、あっ、あんっ、凄いっ、奥に、うぅっ、当たって、あぁっ、気持ち良いっ、清さん、すごく気持ち良いっ』
菜々美は、まるで余裕のない顔になっている。そして、見たこともないような気持ちよさそうな顔であえいでいる。

私は、強い敗北感を感じながら、堪えきれずにズボンとパンツを膝まで降ろし、直接ペニスをしごき始めてしまった。菜々美が他の男とセックスをしているのを見ながらのオナニーは、今まで経験したことのないような快感をもたらしてくれる。

「もっと声出して。もっと気持ち良くなってよ」
清は、そんな風に言いながら腰を動かし続ける。大柄の身体の清に乗られているので、菜々美の身体が小さく見える。菜々美は、夢中でしがみ付くように抱きついている。清の腰の動きは、かなり早い。時折、肉と肉がぶつかる音も響く。

「奥、気持ち良いでしょ? じゃあ、動かし方変えるよ」
清はそう言って、ペニスを奥まで押し込んだまま抜く動きをしない。奥まで押し込んだ状態で、腰を回すように動かし続ける。
『うぅあっ、あっ、これ凄いっ、気持ち良いっ! 奥にグイグイ当たってるっ』
菜々美は、さらに強い快感を感じているような顔になっている。そして、脚をピンと伸ばしたりしている。気持ちよさそうな顔で、あえぎ続ける菜々美。すると、急に私の方を見てきた。
『パパも、気持ち良い? いっぱい気持ち良くなって。もっと焼きもち焼いて、興奮してね』

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